カーラッピングは、自由にどんなものにも行うことができるというものではありません。基本的には広告物とするもの対して専用の法律が定められていることとなります。
特に自動車など動くものに行うラッピングカーと言われる広告宣伝に関連する法律は色々あり、カーラッピングをはじめ屋外で広告を行う場合、「屋外広告物条例」を各自治体で定めた規制対象として扱われます。
ある自治体が定めている条例には、バスや電車といった動く車体を利用した広告を「一般広告物」とし、新規に設置する場合は、以下のような事前の申請と書類の提出が必要となります。
・屋外広告物許可申請書
・広告物を設置する場所がわかる付近見取り図
・広告物の位置などがわかる平面図、立面図
・広告物のデザインや構造がわかる意匠図、構造図
などがあります。この他にも、届け出を出す自治体や、広告物によっても違いがあるので、必要なものを揃えて提出し、許可を取るようにしましょう。
専門知識を持つカーラッピングの施工業者は、法律に関することも理解しているので、事前に相談しながら、必要な書類なども揃えていくようにするとスムーズにカーラッピングをしながら広告を出すことができます。